5月号

目次/2021年5月号/みんなの図書館
MAY
2021
No.529

特集:青森の図書館
特集にあたって 編集部 3
青森県の図書館この20年 妻神昭子 4
大学図書館における感染症予防策と利用者の反応─青森中央学院大学・青森中央短期大学図書館情報センターの事例 本間維 10
八戸市立図書館の取り組み 磯嶋奈都子 18
八戸市立図書館歴史資料グループ 滝尻侑貴 24
八戸市立南郷図書館へようこそ! 佐藤祐子 28
八戸市の玄関口に最も近い図書館 大久保友子 32
八戸市を「本のまち」に─八戸ブックセンターの取り組み 音喜多信嗣 36
五所川原市立図書館の活動─始まりは市民の声から 須藤紀子 42
50年の悲願! 黒石市立図書館の「扉」が開くまであと1年 生島美和 47
「Reading Room」を「Library」に─東北町での取り組み 渡辺歩 53

一般:
図書館の夜を乗り越える─日本三大秘境椎葉村、クリエイティブ司書爆誕秘話① 小宮山剛 59

連載:
用語ざんすか─4 「予約」と「リクエスト」はどこがどう違うのか? 二太郎 70
小さな世界で企画力を磨く─4 昔の写真を整理する─何もないラッキョウ畑で 明石浩 72
図書館の生態系─9 ベトナム人技能研修生の不祥事を契機に考える─公共図書館に期待しうる役割と多文化サービスの基底 山本順一 74

図問研のページ:
第25回常任委員会の記録(つづき) 87
今月贈っていただいた資料 88
2月号お詫び 88
4月号お詫び 88
編集後記 88

お知らせ:
第67回図書館問題研究会全国大会のお知らせ 87

Crossword Puzzle; 440 86

特集にあたって
編集部
文責:川越峰子
毎年4月号で全国大会開催地を特集している。全国大会を開かないとその県の図書館を紹介できないでいた。そこで、10月号に全国大会開催地でない県の特集を掲載することにした。第1弾は編集部の都合により2020年9月号で北海道の図書館を特集した。春は本来なら大会開催地を特集するところだが、新型コロナ感染症で集まっての開催ができない。全国大会開催地ではない県の図書館紹介の第2弾となったのが今号の特集である。
さて、青森である。東北集会でも紹介されたが、県立図書館の働きかけで研究集会がもたれるなど、深く静かに潜行していたかに見えていた青森に、面白そうな動きが見えるようになっていた。常任委員会で特集テーマを募ったときに青森が候補に上がった。折よく講師で出かけた中沢委員長の依頼に応じて、支部は編集体制を組み非会員の協力も得て原稿を集めた。編集部も見習うべき立派な編集で、大いに助かった。この場を借りて感謝したい。
内容は、概要、青森中央大学等図書館の感染症対策、八戸市の各図書館と書店の活動、五所川原市立図書館、黒石市の図書館づくり活動、東北町での図書館改革である。
青森県の図書館この20年(妻神昭子)
大学図書館における感染症予防対策と利用者の反応(本間維)
八戸市立図書館の取り組み(磯嶋奈都子)、八戸市立図書館歴史資料グループ(滝尻侑貴)、八戸市立南郷図書館へようこそ!(佐藤祐子)
八戸市の玄関口に最も近い図書館(大久保友子)
八戸市を「本のまち」に(音喜多信嗣)
五所川原市立図書館の活動(須藤紀子)
50年の悲願!黒石市立図書館の「扉」が開くまであと1年(生島美和)
「Reading Room」を「Library」に(渡辺歩)

みんなの図書館編集部:明石浩/今井つかさ/片野裕嗣/川越峰子/小廣早苗/西河内靖泰/微笑正凡/藤巻幸子/二橋雅子/松本芳樹
図書館問題研究会
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/
メール:tmk55@tomonken.sakura.ne.jp

Posted by tmk