12月号

2025年10月31日

みんなの図書館  2021年12月号  図書館問題研究会
DECEMBER  2021  No.536

特集:資料収集とコレクション
特集にあたって 関西編集部    3
コレクションづくりのための資料選定 山重壮一    4
調布市立図書館のマンガ資料 富永恵子    12
堺市立図書館の与謝野晶子関係コレクション 竹田芳則    21
田原市図書館の観光パンフレットの収集について 杉浦未央/廣瀬千草     27
愛荘町立図書館における地域資料の収集と古写真のインターネット公開 三浦寛二/小豆畑靖    32

連載:
図書館の生態系  12 図書館が進化を指向しているアメリカとそれが解体過程にある社会日本:ライブラリアンに求められるコア・コンピタンス(必須不可欠の知識とスキル) 山本順一    43
男木島図書館便り  45 額賀(福井)順子    56

ほん・本・Book:
『“市民の図書館”の資料保存問題』 佐久間美紀子    58

各地のたより:
神奈川発=鎌倉市司書正職員採用陳情採択速報 川越峰子    61

図問研のページ:
Zoomで支部学習会:長野支部からの報告 篠原由美子    64
編集後記    72

イベントガイド:
第46回東北集会 on Zoom─みんなで話そう、今だからできる図書館サービス    55

column: 図書館九条の会:
2021年8月、被爆76年目のヒロシマから 西河内靖泰    42

Crossword Puzzle; 447    41

『みんなの図書館』年間総目次2021    67

特集にあたって
関西編集部
天谷真彦/江崎邦彦/阪本和子/柴田英明/津越悦郎/苗村昌世
12月号の特集は「資料収集とコレクション」です。
今年、コロナ禍での東京オリンピックの開催について「賛成」か「反対」かを問うアンケート結果を、新聞等のメディアでよく目にしました。「反対」が「賛成」を上回った結果を見たり聞いたりしたとき、「図書館の自由に関する宣言」に記されている「多様な、対立する意見の問題については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する」という文言が頭に浮かびました。
図書館は、「知る自由」を保障するための機関です。資料の収集はどうあるべきか、現場では日々どのようにこれらに取り組んでいるのか。また、マンガを所蔵している図書館では、どのような選定基準によって集められているのだろうかと気になりました。さらに、個性が光る郷土資料など、それぞれの図書館が立地する地域に根ざしたコレクションについても紹介します。

みんなの図書館編集部:明石浩/今井つかさ/片野裕嗣/川越峰子/小廣早苗/西河内靖泰/微笑正凡/藤巻幸子/二橋雅子/松本芳樹

Posted by tmk