9月号

2023年12月15日

目次/2019年9月号/みんなの図書館
SEPTEMBER
2019
No.509

特集:分類を考えていますか
特集にあたって 編集部 1
図書館と地域をむすぶ「共同知」の編集─編集的な分類と本棚づくりの現場から 太田剛 2
50年前に作られた「機械振興協会分類」のいま 結城智里 24
NDC10版について 黒田一郎 30

一般:
読書会をはじめてみたら♪ 中野陽子 45
実習生お待ちしています─座間市立図書館での実習生受入実践報告 三村敦美 53

ほん・本・Book:
『フランスの公務員制度と官製不安定雇用』 小形亮 66

図問研のページ:
成田大会 プレ学習会開催 70
図書館問題研究会第66回全国大会 寄せられたメッセージ 72
今月贈っていただいた資料 79
会員異動 80
編集後記 80

column: 図書館九条の会:
九条改憲NO! 住田啓子 63

『60年史』広告:お待たせしました!!9月下旬、2冊同時刊行予定! 64

Crossword Puzzle; 421 44

特集にあたって
編集部
文責:川越峰子
今、日常的に分類について考えていますか?
2015年に『日本十進分類法 新訂10版』が出されたけれど、あんまり話題にもなっていないように思うのは、現場を離れたせい?
図書整理やMARCが業者によるものになって、地域資料などを除いた一般書については業者にお任せでしょうか?
人手が乏しく、様々な事業展開が迫られている中で、分類を気にすることはなかなか難しくなっているのでしょうか?
分類割れはどうしていますか? 気づく都度訂正していますか? 気にはなるけど手が回らない? 目に触れる機会が増えると、あえて放置という考え方もあるようです。
分類は今の図書館員にどのようにとらえられているのだろう、分類をテーマにしようと言ったまではよかったが、なかなか執筆者候補が浮かばず、アンケートをしようと言ったものの、配架とのかかわりなど拡散するばかりでうまく作れず。そういえば、学校図書館が3桁って知らなかったし、子どもの本の分類まで言いだすとちょっとと言わず大変。
という具合で挫折しかかっていましたが、3本の原稿を得て、特集といたします。
うち2本が、独自分類と専門図書館の分類で、公共図書館としては特殊ではありますが、分類を考えるきっかけになればと思います。

みんなの図書館編集部:明石浩/片野裕嗣/川越峰子/子安伸枝/西河内靖泰/微笑正凡/藤巻幸子/二橋雅子/松本芳樹
図書館問題研究会
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メール tmk55@tomonken.sakura.ne.jp

Posted by tmk