図書館問題研究会では以前から「非正規職員の相談窓口」を設けていました。しかし問題は非正規職員だけにとどまりません。これを拡大し「図書館職員の相談窓口」を開設したいと思います。
先日、図書館問題研究会のお問い合わせ窓口に匿名で図書館職場での過酷な労働状況について投稿がありました。
この方は過酷な労働環境に疲労困憊し、どこへ訴え改善を求めたらいいのかわからず、図問研に相談されてきたのではないかと想像されます。正規職員の削減が公務員の中でも過剰に進み、非正規化・民営化が進んでいる図書館では投稿者と同じように感じている方がたくさんいるのではないでしょうか。
図書館問題研究会ではこれまでに正規司書の採用・司書の必置について、非正規職員の待遇改善についてなどの要望・アピールを出し、文科省・国会議員などと面談をし、知事会・町村会などに送付してきました。しかし具体的な要請については、問題を感じた各自治体の図書館職員が自ら行っていく必要があります。投稿された方の周りにも同じ問題を感じている方はいないでしょうか。図書館員以外の自治体職員にも心痛めている方がいるかもしれません。また図書館を利用している住民の方も、改善が必要だと考えている方もいます。相談先がみつからないとき、どうしたらよいかわからないときは、ご相談をしていただければ、一緒に方法を考えることができると思います。
個人が特定されるような情報(お名前、所属、地域等)は外部へ漏らしません。より良い図書館職場にしていくために一緒に考えていきませんか。
みんなで知恵を出し合い、力を合わせてより良い図書館にしていきましょう。
相談窓口:ホームページの「お問い合わせ」フォームをご利用ください。