図問研全国大会は3日間。
全国から図書館員や図書館を愛する市民がここ指宿に集まり温泉を楽しみながら図書館の諸問題について、熱く熱く語ります。
初日は全体会です。鳥取県立図書館の小林隆さんが基調講演をされます。
ビジネス支援で名を馳せ、様々な取組みを行っている鳥取県立の今と、小林さんの図書館に対する思いをお聞きください。
そのあとは、図問研活動の1年を振り返ります。図問研の1年はそのまま図書館界の1年のあゆみに繋がります。参加者(会員)同士の議論に息を呑み、様々な最新の情報を得ることもできます。
2日目は図書館界で問題になっていること、話題になってることを8つの分科会で討議します。1日かけて様々な角度から一つのテーマに取組むため、たくさんの考え方や意見を聞くことができ、多くのものを得ることができます。少人数の分科会なのであなたにも発言をしてもらわなくてはいけません。
3日目は初日に行った図問研の活動報告についての質疑や来年度の活動方針を討議します。
時には、現在図書館界で起きていることや社会の問題についてアピールや声明を出すこともあります。
次の大会の開催地や役員を決めます。12時までですが、あっと言う間です。
以上が全国大会のざっとした流れです。
あっ、一番たいせつなことを言い忘れました。この大会、全国から図書館員や図書館関係者、市民が訪れます。全体会や分科会だけでなく、お風呂に入りながら、食事をしながら、多くの人が笑顔で話し、時には夜遅くまで図書館について語りあいます。このように多くの人と交流をすることで、人と人のつながりが生まれ、明日の仕事に活かすことはもちろん、かけがえのない出会いが生まれることもあります。
ぜひ、図問研全国大会in指宿に参加ください。
委員長の中沢でした。
図書館問題研究会第60回全国大会ウェブサイト