第68回全国大会(2022・オンライン)
大会へのおさそい
今年の大会は、Zoom(Web会議サービス)を使用して、オンラインで開催いたします(※1)。インターネットを利用してお好きなところからパソコンやスマホで参加してください。
図書館に関わる全てが議題になります(※2)。また参加者は誰でも自由に議題やアピール等の提案ができます。
図書館員、住民の方々、研究者等、会員非会員の如何を問わず、自由な討議をするために開かれた場です。
初めてで勝手の分からない方もいらっしゃると思います。そのときこはみんなで助け合い、教え合いましょう。
戦争に疫病。一歩先さえも見えないような世界を私たちは生きているのではないでしょうか。
今やらなければならないこと、忘れてはいけないことなどを討議したいので、是非参加してください。
※1 大会の開催方法について : Web 会議システムである Zoom で開催します。パソコンやスマホ及びインターネット環境が必要です。パソコンやスマホに Zoom のアプリをインストールし、最新のバージョンへのアップデートを行なってください。カメラは必ずしも必要ではありませんが、マイクとスピーカーは必要になります。大会前に Zoom の練習会を行なうことも予定しています。Zoom のインストールや使い方についてお困りの方は、事前に図問研事務所までご連絡ください。全体討議については、通常の全国大会と同様、全ての参加者が参加して開催します。質問や発言はチャットでも受け付けますので、チャットも使用できるようにしておいてください。議案の承認や全国委員等の選出は Zoom の投票システムを用いて行なう予定です。分科会は Zoom のブレイクアウトルームの機能を使用します。申込時に希望テーマを選択してください。
※2 討議のために雑誌『みんなの図書館』7 月号重要討議課題を読んでおいてください。
開会 : 7月17日(日) 10:00
全体討議 : 7月17日(日) 10:00~12:30, 7月18日(月・祝) 12:30~17:30
分科会 : 7月17日(日) 13:30~17:30
テーマ別交流会 : 7月17日(日) 19:00~21:00
参加申込
申込期限 : 6月27日(月)
7月14日(木)
申込方法 : 下の参加申込フォームからお申し込みください。
申込確認 : 申込された方に確認メールをおくります。1 週間経っても連絡がない時は、下記メールアドレスまでお問い合わせください。tmk55@tomonken.sakura.ne.jp
参加費 : 1,000 円
7月7日までに下記口座にお振込みください。振込みの際、通信欄に氏名及び連絡先を記入してください。
ゆうちょ銀行から振込む場合 : ゆうちょ口座への送金【記号】10030 【番号】36138191 【口座名】図書館問題研究会
他銀行から振込む場合 : 【銀行名】ゆうちょ銀行 【支店名】〇〇八〔漢数字、読み:ゼロゼロハチ〕【支店コード】008 普通預金 【口座番号】3613819 【口座名】図書館問題研究会
非会員の方へ
ご希望の方に『みんなの図書館』7 月号(大会特集号)、11 月号(大会記録号)を送付します(2,000 円:送料込)。申込フォームの送付希望を選択してください。
※視覚に障害がある方はテキストファイルでも可
分科会テーマ
1. 図書館の原則
現在、新館計画は公共施設等総合管理計画に伴い、複合化が一般的です。また、県立と市町村立図書館の合築が少しずつ増えています。それから、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の影響もあり、電子図書館の導入が倍増しました。国立国会図書館ビジョン 2021-2025 では、国立国会図書館のデジタルシフトを推進しています。このように建物機能や情報の媒体が変化しつつある中で改めて「図書館とは何か」を考えたいと思います。(担当:天谷 今井・小池)
2. 指定管理者制度と図書館
指定管理者制度が導入された図書館では、導入後、貸出数などの統計数値が下がる事例が多くみられていれます。図書館に指定管理者制度はなじまないとされ、図書館の運営、職員の雇用など多くの問題があるにもかかわらず、指定管理者制度の導入は毎年増加しています。この流れを食い止めることを、ツタヤ図書館から 10 年が経過した武雄市など各地の事例を報告し、意見交換により考えます。全国の皆様の参加をお待ちしています。(担当:川越・高野・西河内)
3. 図書館職員
図書館に司書の必置を─図書館法について考える─
1950 年に現在の図書館法が成立してから今年で 72 年。その後何度かの法改正が行われていますが(最終 2019 年 6 月 7 日)、専門職(司書)の必置については改正されてきていません。今回の分科会では図書館法の改正を働きかけ、司書を必置とするために、さまざまな検討をしていきたいと思います。たくさんの皆様の参加をお待ちしています。(担当:清水 巽・林)
4. システムと資料費
公立図書館の 1 館当たりの資料費は 90 年代後半から下がる一方であり、現在はピーク時のおよそ半分になっています。2021 年度の予算では、県立図書館で 2000 万円未満のとろもあります。こうした状況下で、適切な資料費及び資料費予算増獲得のために何が必要か話し合います。また、Covid-19 関係補助金を用いての電子書籍の導入も進んでいますが、持続的な予算獲得に課題もあります。紙の資料と電子書籍の両立についても討議します。(担当:新 井上・山重)
5. 図書館の自由と危機管理
「みんなで考えよう。」をテーマに図書館の自由と危機管理を話し合っていきます。戦争や自然災害が発生し、図書館にもその影は色濃く落ちています。図書館界で自由や危機管理の問題が、頻発していることに危機感を持って臨まなければなりません。しかし、何から手をつけていったらいいのか、どう対処したらいいのか、分からないことも多いと思います。みんなで解決の糸口となるヒントを探しませんか。みなさんが直面した事例を持ってきていただいても構いません。(担当:高柳・中沢・松本)
6. 図書館のサービス
サービス分科会では「今、あらためて図書館の仕事を考える」というテーマで話し合います。現在の図書館サービスは昔のサービスとどう変わったのか。また、COVID-19 の感染拡大でどう変質したのか。 レファレンスサービスはどう進化したのか。現状のカウンターサービスの問題点はどこか。今、図書館ですべきサービスとは何か。その他、図書館のサービスについて一緒に考えてみませんか ?(担当:泉・藤巻・村上)
7. 子どもへのサービス
昨今、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。新型コロナウイルス感染症の影響も長期化し、子どもたちの図書館利用や読書事情に変化が起きているのではないでしょうか。国レベルではこども家庭庁の発足が予定されています。その課題も確認したいと思います。子どもと読書に関わる業務上での日頃の悩みなど、みんなで話し合ってみませんか ? 皆様のご参加お待ちしています。(担当:徳留・中野 松村)
8. 図書館利用に障害のある人へのサービス・多文化サービス
社会や環境がバリアになっているという認識に立ち、図書館サービスを考えます。身体障害者、難民、社会的・文化的・民族的少数者等、あらゆる人が対象となります。世界を覆う戦争と疫病(社会的バリア)のなか、誰もが信頼できる情報にアクセスできるサービスは可能か ? というあたりから議論を進めたいと思います。思うところをお持ち寄りください。答えがひとつでも見出せれば。今回の目標です。(担当:赤津・小廣・微笑)
テーマ別交流会企画募集
7月17日(日) 19時から、テーマ別交流会を設けます。テーマ別交流会の開催希望者は、「テーマ名」、「内容概要」を明記し、6月27日(月) までに図書館問題研究会メールアドレス tmk55@tomonken.sakura.ne.jp へお申し込み下さい。開催するテーマ別交流会は、図書館問題研究会 Web ページ等で公表します。テーマ別交流会はブレイクアウトルームを使用します。