第71回全国大会[関西大会in京都市]案内

2025年5月1日

図書館問題研究会 第71回全国大会[関西大会in京都市]案内

とき:2025年7月7日(月)~8日(火)

ところ【公式】ホテル京都エミナース〒610-1143 京都府京都市西京区大原野東境谷町2-4
TEL:075-332-5800  FAX:075-332-6927   ※全スケジュールをこのホテル内で開催
京都駅よりバスで35分、阪急「桂駅」よりバスで10分、JR「桂川駅」よりバスで15分

主催:図書館問題研究会

後援:京都府図書館等連絡協議会、大阪公共図書館協会、奈良県図書館協会公共図書館部会、兵庫県図書館協会、和歌山県公共図書館協会、滋賀県公共図書館協議会

問合せ先:図書館問題研究会  TEL:03-6810-7739 FAX:03-6810-7744
E-mail: tmk55★tomonken.sakura.ne.jp(★は半角@に変換してください)

図問研第71回参加申し込み – Google フォーム←こちらからお申込みいただけます

  • 大会へのおさそい

全国大会の関西での開催は、2018年に滋賀県大津市で行なってから7年たちます。今回もその時のように関西の兵庫、大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山の図書館員と住民とで協働して準備をしています。会場は京都大原野、竹の郷温泉の「ホテル京都エミナース」。竹林に囲まれた静かな里にあります。
図書館問題研究会が生まれて70年『市民の図書館』が発行されて55年。実践をとおして「住民の権利としての図書館」の実現を追求してきました。大会は、全国各地から集まった仲間たちで学習・交流を深める場です。新しい出会い、久しぶりの再会を活かして、うれしかったことがうまれたわけを話しするもよし、日頃の悩みを打ち明け、解決へのヒントを求めるのもよし、会員・非会員を問わず、明日への確信を得るため、熱い思いで語り合いましょう。
*討議のための『みんなの図書館』6月号・7月号を読んでおいてください。

 

【スケジュール】
7月7日(月) 
9:00~10:00 受付 / 10:00~12:30 全体会
12:30~13:30昼食 / 13:30~17:00 分科会
18:00~19:30 懇親会 / 19:40~21:30 テーマ別交流会
7月8日(火) 9:00~9:30 受付  / 9:30~12:00 全大会
12:00~13:00 昼食 (12:45~13:00 シンポジウムのみ参加者の受付)
13:00~15:30 シンポジウム

開催にあたって
○初日全体会、分科会、翌日まとめの全体会を出来るだけ連動させて、共通のテーマを設定し、そのことを意識しながら討議を進めます。大会共通テーマを共有するための基調講演会を開催することで、今後の図書館づくりに向けて討議を深めます。また、大会での討議を集約し、大会宣言や分科会アピールを発表できる創造的な大会にしよう。
〇図問研会員だけでなく、広く図書館関係者、市民も一緒に集まって交流できる大会にしよう。

《 7月7日(月) 
🔵受付 9:00~ ホテル京都エミナース
🔵1日目全体会(10:00~12:30  150分 )

「少子高齢化社会における地方自治、図書館のあり方を探ろう」
         ・基調講演 中山徹さん・元奈良女子大学 (60分)
中山さんが言っています。「地域に関心を持って地域を良くするために共同で取り組む人を作る、それが人づくりです。言い換えると「自治能力の高い市民」ですが、じゃあどうすれば自治能力の高い市民を育成できるかというと、人は実践を通じてしか成長しません。市民運動というのはそこに市民が参加してくる中で市民が成長していく。そういう市民が増えてくると地方政治も変えていくことができるのではないかなと思います」と。地方自治を支える図書館の今後を考える。

○2024年1年間の活動総括・情勢分析・意見交換(90分):前大会以降の1年間、それぞれの地域がどのように図書館づくりを進めてきたのかを共有、討議し、今後の図書館づくりのための道筋を探る。

🔵昼食(12:30~13:30)
🔵分科会(13:30~17:00 210分) 詳細は後段の【分科会案内】をご覧ください。
🔵懇親会(18:00~19:30 90分) 多くの方との交流を楽しみましょう。名刺(60枚以上)やアピールをしたいチラシ等ご持参ください。
🔵夜のテーマ別交流会(19:40~21;30 110分)
①図書館9条の部屋(ゲスト講師・安斎育郎さん(立命館大学名誉教授、同大学国際平和ミュージアム名誉館長)

②施設・建築の部屋(ゲスト講師・愛知工業大学・中井孝幸さん テーマ 「図書館等複合(融合)施設について」(進行・中野陽子さん)

③「本と遊ぼう アニマシオン」 (案内人脇谷邦子さん)

④図書館の収集、提供の自由を考える部屋 (進行・竹田芳則さん)資料の紹介を忖度 政治的なものを避ける 吹田事件も検証  担当 村岡和彦さん

⑤地酒を飲みながら交流の部屋 ― 図問研はこんなことをしてきたんだよの部屋 「市民の図書館」「貸出、資料提供について」  ゲスト・塩見昇さん、山口源治郎さん他、

⑥職員問題、住民活動 おなやみ相談部屋 ― 日頃感じている「もやもや」を出し合う  相談員として、清水明美さん、小形亮さん、 稲垣房子さん、嶋田学さん、船橋佳子さん

《 7月8日(火) 》

🔵まとめの全体会 (9:00~12:00 180分)

分科会等報告/全体討議/大会討議のまとめ 大会決議、大会アピールの確認等

🔵昼食 (12:00~13:00)

🔵大会特別企画 (13:00~15:30 150分)

シンポジウム

『市民の図書館』を読み直し、今後の図書館のあり方を考える
   基調講演 塩見昇さん(元日本図書館協会理事長 現顧問)

パネリスト ・嶋田学さん(京都橘大学教授)
・橋本祐子さん(東近江市立湖東図書館主査)
・永井麻里さん(図書館友の会「けやき」)
司会・進行 巽照子さん(71回大会現地準備委員長)

〇大会オプショナルツアー  7/9(水)10時 京都駅集合    目的地:東寺
参加費:無料 ただし交通費、拝観料が必要 先着20名まで 最少催行人数 1人
※ガイド役は、京都検定1級、京都ウェルカムサポーター会の尾上日出丸さん。

【分科会案内】
第1分科会  市民のための図書館の原則とは?
現在、全国的に図書館の複合化・民活導入が進んでいます。この分科会では嶋田学さんによる基調報告「公共施設再編下における複合施設化の課題と展望 〜指定管理・PPP・PFI・DBO方式による運営方式の課題も含めて〜」をしていただき、その後、事例にもあたりながら意見交換します。市民のための図書館について必要な視点を参加者討議で作っていきたいと思います。(担当:高野・立川・中野、現地:前崎)

第2分科会  資料
図書館の中心には資料があり、個々の図書館において選書は重要です。図書館のコレクション構築には、予算、出版流通の状況、職員の選書力など課題は多くあります。『本の世界の見せ方』の著者・明定義人さんから、実践に基づく選書論を、滋賀県守山市立図書館の佐藤志歩さんから、図書館を新しく開設したご経験からのお話をお聞きする予定です。(担当:今井・小池・村上、現地:巽)

第3分科会 サービス
この分科会では、日本図書館協会から1970年に発行された『市民の図書館』を現代の視点を通して考えていこうと考えています。目指すものは「明日、仕事に使える実践」。みなさんがそれぞれの職場や地域に持ち帰り使えるヒントをたくさん散りばめて進めていきます。お話をいただくのは東近江市立図書館の橘副館長橘良枝さんを予定。 当日は皆さんからも日々の実践を交換できたらと思っています。(担当:泉・中沢・微笑、現地:楠本)

第4分科会  子ども
社会情勢は日々、変化し子どもたちを取り巻く環境の変化もめまぐるしいものがあります。「子ども」分科会では、太成学院大学人間学部の近藤真理子さんをお招きし、子どもを取りまく状況や、現状、子どもたち自身の知る権利、育つ権利、そして、その保障のために、何が出来るのかをおはなしいただく予定です。また、様々な立場で子どもたちに関わるみなさまと話をし、今できる児童サービスについて考えていきたいと思います。(担当 小川・徳留・藤巻、現地:稲垣、長澤)

 

第5分科会職員問題  「図書館に正規司書を増やすにはー自治体組織の中の図書館を考えよう」
職員分科会では、年々減少の一途をたどっている正規司書について、採用増加のためにはどうしていったらいいかをテーマとして取り上げたいと思います。まず山口源治郎さんに関西の正規司書の継続採用の状況とそれができるのはなぜかを、大阪からは正規専門職の司書が多く働く図書館の運営とサービスの事例を報告していただき、参加者で採用を増やしていくにはどうしたらいいか、また正規司書の役割について検討したいと思います。(担当:清水・高柳・林、現地:高橋敏)

 

第6分科会  住民運動
公共施設再編による図書館の統廃合、指定管理者制度導入で住民の活動が活発化しています。かつての図書館づくり運動時は市民の望む図書館を求めた自発的な運動だったと言えますが、現在は行政の押し付けに抵抗する運動になっているのではないでしょうか。近畿圏の団体の活動の状況、市民と行政のかかわり、運動の継続について意見交換しましょう。(担当:川越・関・松本、現地:脇谷、船橋、横田)

 

【参加費・宿泊費など】

1.参加費
全日参加 会員6,000円/ 非会員6,500円/ 非正規職員・住民 3,000円/ 学生1,000円
1日参加 会員4,000円/ 非会員4,500円/ 非正規職員・住民 2,000円/ 学生500円
シンポジウムのみ参加 一律2,000円(*学生は無料だが、要申込)

2.懇親会費  6,500円

3.昼食 7月7日・8日  お弁当 各1600円税込 お茶付)

4.『みんなの図書館』大会特集号(7月号・11月号) 各1,100円 *非会員希望者用

5.宿泊 ホテル京都エミナース(大会会場) 最終申込期限6月27日
  宿泊 6日(日)・7日(月)*以下の料金は1泊朝食付料金
シングル 14,000円(早割13,500円) (6月5日までは早割料金)
ツイン   10,500円(早割10,000円) (6月5日までは早割料金)
大部屋(和室) 8500円  (早割なし)
※大部屋は交流会会場、夜間大会運営作業にも利用されるため、安価設定していま希望される方は、その旨ご了承ください。
※宿泊者以外でも大会参加者は駐車料が無料になります(フロント手続きが必要)

【申込期限】宿泊を伴う申込みは早割り適応6月5日(木)、適応無6月27日(金)。宿泊を伴わない参加については6月30日(月)まで、以降のお申込みについては、個別に事務所にお問い合わせください(月・火・木・金12:00~17:00)。分科会の希望は、申し込みの早かった方を優先いたします。*保育が必要な方は6月5日までにお申込みください。

【申込方法】

〇図書館問題研究会 大会申込フォーム  左のQRコードから
*お申込みには職員が確認して個別に返信しています。1週間以内にお返事が行かなかった場合は、お問合せください。

〇用紙記載  全国大会申込用紙 ←こちらをクリックして印刷 FAXもしくは郵送
図書館問題研究会事務所 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-2 グレインズビル102     FAX:03-6810-7744    E-Mail:tmk55@tomonken.sakura.ne.jp

【支払方法】宿泊を申し込まれる方は、当会からの受付メールが届いてから10日以内。6月25日以降のお申し込みの方は7月4日までに所定の金額を「ゆうちょ銀行」の以下の口座に」入金ください。

○ゆうちょ銀行からの振り込み 記号10030  番号36138191  口座名:図書館問題研究会
○他銀行からの振込み 銀行名ゆうちょ銀行 支店名〇〇八〔漢数字、読み:ゼロゼロハチ〕
支店コード008 普通預金   口座番号3613819  口座名:図書館問題研究会

キャンセル料:宿泊・懇親会はホテルの規定により以下のとおり 懇親会・お弁当は2日前より全額負担。7月4日17:00までにご連絡なくキャンセルになった方は全額負担となるのでご注意ください。 宿泊 2日前 50%、前日80%、当日100%
参加費 全額返還 *ただし、無断での当日欠席の場合は、返金を保証しません。ご連絡をお願いします。
なお、返金にあたっては、振込手数料等実費を差し引いた額をお支払いします。

 

〇その他ご不明の点は、図書館問題研究会事務所へお問い合わせをお願いします。申し込まれた方に確認メール(FAXの方にはFAX/郵送申し込みについてはお葉書)をお送りします。申込後7日以内に届かないときは、図書館問題研究会事務所までお問い合わせください。

【交通案内】会場:ホテル京都エミナース
〒610-1143 京都府京都市西京区大原野東境谷町2-4
TEL075-332-5800   FAX:075-332-6927

電車で 京都駅よりバス35分 C5乗り場 23番洛西バスターミナル下車徒歩3分
33番境谷大橋下車徒歩1分
阪急「桂駅」・JR「桂川駅」よりバスで15分
*ホテル送迎バス
JR桂川駅発 10:00/11:00/12:00/13:00/15:00/16:00/17:00/18:00
阪急洛西口駅経由時刻は、上記時間の5分後
 *大会参加の方の送迎パス 7月7日9:00  JR桂川駅発(阪急洛西口駅経由時刻は、上記時間の5分後)

  • 車で
    名神高速 京都南I.C→国道1号・京都市内へ約1km→久世橋通を左折(西)国道171号へ→ 久世橋を渡り物集女方面へ直進(府道201号線)→東へ約3km
    堀川五条 五条通→国道9号を西へ→西京極・西大橋・千代原口を越える→中山交差点を左折(南)→  境谷大橋東詰交差点を右折→小畑川を渡ってすぐ左50m

 

 

 

 

 

Posted by tmk