2月号

2023年10月17日

目次/2022年2月号/みんなの図書館
FEBRUARY
2022
No.538

特集:図書館に正規雇用で司書を配置するために
特集にあたって 職員問題委員会 3
これでいいのか図書館の職員体制─図書館に正規司書を 清水明美 4
図書館法第13条(職員)第1項の改定を─司書必置のために 利光朝子 9
司書の仕事 神奈川県の場合 木伏正至/田子環/土屋定夫/林秀明/山田恵子 13
教科書は「非正規職員」をどう教えているのか 小形亮 23
鎌倉での司書の新規採用を求める市民運動を報告します 和田安弘 34
正規の司書採用をするために労働組合ができること 中野陽子 39

連載:
図書館の生態系─14 どのようなボランティアをどのように活用し、維持するか?図書館とコミュニティの未来を決めるもの─〈その2〉 山本順一 51
こんな図書館はいやだ─13 こんな図書館はいやだ、ではなくて、こんな図書館がいい その9 山重壮一 57

男木島図書館便り─46 額賀(福井)順子 62

ほん・本・Bookl:
『公共図書館を育てる』 永井宝 69

図問研のページ:
今月贈っていただいた資料 61
21年9月号訂正 61〔テキストデータ版1月号に訂正記事掲載済みにつき省略いたします〕
第1回全国委員会の記録 70
第1回常任委員会の記録 70
会員異動 72
編集後記 72

イベントガイド:
図書館問題研究会第48回研究集会in Zoom 64

column: 図書館九条の会:
法規(法律・条例・規則)について 赤尾幸子 68

広告:
『図書館評論』62号

Crossword Puzzle; 449 50

特集にあたって
職員問題委員会
文責:清水明美
公共図書館で働いている司書の内、正規職員は1割ほどだ。
図書館におけるこの職員の状況を誰が望んだのか。そもそもこの状況を望んでいる「住民」がいるのだろうか。図書館法成立時には予想されていなかった非正規化や民営化など、様々な施策が積み重なり、結果的にこの現状が生み出されてきてしまったのではないか。
今回の特集ではまず現状の把握と問題提起をし、次に図書館行政の元となる図書館法について、現場からは図書館に正規司書がいるとはどういうことなのか、さらに司書講習の教科書では職員についてどう記述されているのか、そして今年「鎌倉市に司書資格をもつ正規職員の新規採用を求める」陳情書が議会で採択されたことについての報告を通して、『みんなの図書館』読者と多くの図書館関係者に、今こそ現状を変えていくことを真剣に考え、行動する「時」だと訴えていきたい。

みんなの図書館編集部:明石浩/今井つかさ/片野裕嗣/川越峰子/小廣早苗/西河内靖泰/微笑正凡/藤巻幸子/二橋雅子/松本芳樹
図書館問題研究会
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/
メール tmk55@tomonken.sakura.ne.jp

Posted by tmk