2月号
目次/2021年2月号/みんなの図書館
FEBRUARY
2021
No.526
特集:オンラインで集おう
特集にあたって 編集部 3
リモート会議のちょっとしたコツ 吉本龍司 4
図書館問題研究会とオンライン 今井つかさ 10
Zoomで職員問題委員会をしてみて 清水明美 16
Zoomを使用した千葉支部会の開催について 稲垣真穂 21
東京支部のZoom体験 泉昌江 23
神奈川支部のオンライン活動について 平本真理 28
一般:
座間市立図書館が直営で運営してきた成果と今後の課題 三村敦美 35
新連載:
用語ざんすか─1 「貸出」と「返却」という用語ペアの謎 二太郎 56
小さな世界で企画力を磨く─1 企画力は身近な場所で磨く 明石浩 58
連載:
こんな図書館はいやだ─8 こんな図書館はいやだ、ではなくて、こんな図書館がいい その5 山重壮一 60
図書館ノート─II-8 私はLGBTの人とも友達になれます─資料提供は一方通行で 山口真也 64
男木島図書館便り─41 額賀(福井)順子 68
ほん・本・Book:
『著作権法コンメンタール改訂版』 山本順一 70
『官製ワーキングプアの女性たち』 藤巻幸子 72
『プロ司書の検索術』 片野裕嗣 75
図問研のページ:
第13回常任委員会の記録 77
会員異動 63
1月号訂正 79〔テキスト・データ版は修正済につき、省略します〕
編集後記 79
図書館問題研究会の事務所を移転しました 9
お知らせ:
研究集会 発表者募集開始!! 22
column: 図書館九条の会:
日本学術会議任命問題でよみがえったある光景 阿曾千代子 55
Crossword Puzzle; 437 34
特集にあたって
編集部
文責:川越峰子
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴って、外出制限・自粛、在宅勤務が広がり、リモート会議や家呑みの集いもたくさん行われている。図書館界でもこの秋は集合することを避け、各種集会や研修会が中止になる一方、リモートでの開催が多く行われた。ついには大規模集会の全国図書館大会も図書館総合展もリモートで行われた。それらに参加した人々も多かったと思われる。
初めはおっかなびっくりであったかもしれないが、トラブルに悩まされ四苦八苦したことも、使用側の使いこなしと慣れ、企業側の改善とで乗り越えてきているようだ。
図書館問題研究会でも、常任委員会の首都圏以外の委員の個人参加に始まり、Zoom導入以降、徐々に参加者が増え、2020年3月の第3回全国委員会では遠方の全国委員のほとんどがZoom参加した。大会中止を決めるにあたって臨時的にZoom開催して以降は重要討議課題の読み合わせもあり、定例から随時Zoom開催となっている。なんと言っても距離を縮める(移動時間解消)メリットは大きい。勤務時間不規則の職ではなおさらである。
支部でもZoom開催するところが出始め、中でも神奈川支部はZoom開催が基本になって、定例会・総会のほか、学習会をどうするか考える中でZoom読書会がもたれるようになっている。
集会できるに越したことはないが、数年続くともいわれる感染拡大の社会状況で、地域差はあるだろうが、働く自らを守る観点からも集会は避けたいところである。
支部や地域でもリモート集会をやってみよう。
問題は契約や費用負担である。支部で負担できればよいができない場合どうするか。まずは時間制限ありの無料から始めるほうがいいかもしれない。神奈川支部のように他でも使う人に便乗するという手はあるが、図問研として対処できるようになるといいなぁ。
みんなの図書館編集部:明石浩/今井つかさ/片野裕嗣/川越峰子/小廣早苗/西河内靖泰/微笑正凡/藤巻幸子/二橋雅子/松本芳樹図書館問題研究会
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