労働者派遣法の改悪に反対するアピール
2015年7月7日
労働者派遣法の改悪に反対するアピール
図書館問題研究会第62回全国大会
2015年3月13日労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)等の一部を改正する法律案が第189回通常国会に提出され、6月19日衆議院本会議において可決されました。
一見、派遣労働者にとって待遇改善がはかられるかのような内容となっていますが、実質は常態的な間接雇用法制を導入するものであり、“生涯派遣で低賃金”の不安定雇用を増大させる可能性がある改悪法案と言えます。
全国の大学図書館や公共図書館にも派遣労働者が働いており、その雇用・労働条件に悪影響をあたえかねません。また、派遣以外に非常勤・臨時・委託等の非正規職員へも同様の影響が危惧されます。
今まで以上にワーキングプアを生み出す懸念がある労働者派遣法の改悪に反対します。