アピール:自治体に必要な正規公務員を増やそう
図書館では、正規職員数の減少が進んでいます。また、「集中改革プラン」を進めた国の政策もあって、図書館に限らず自治体の正規職員数は減少してきました。地方公務員の総職員数は1994年の328万人から15%も減少しています。
図書館においても、正規専門職員の司書が減少し、職員の多くが低待遇の非正規職員による運営に移行してきています。専門性の保たれない職員体制では、住民の健康で文化的な生活を保障するサービスを安定的に行うことが難しくなっています。
地方自治体には正規の公務員が必要です。とりわけ図書館をはじめ専門職員が必要な職場で、正規専門職員の採用・任用を拡大し、制度の改善を求めます。
2023年7月10日
図書館問題研究会第69回全国大会