プーチン大統領及びロシア政府のウクライナへの侵略行為に対して即刻中止を求める声明
2022年4月5日
図書館問題研究会
プーチン大統領及びロシア政府に対して抗議するとともに以下のことを私たちは要求します。
2月24日以降のウクライナへの侵略戦争により、多くの人命が失われています。都市への被害も大きく、図書館も破壊されています。その被害は計り知れません。
私たちは文化を蹂躙し、人々の知る権利や学びを奪い破壊するプーチン大統領及びロシア政府の侵略行為に強く抗議し、即時停戦とロシア軍の速やかなウクライナからの撤退を要求します。
また、私たちはウクライナで職務を全うし続ける図書館司書への連帯を示すとともに、支援を進めていきます。
ロシア政府の生物化学兵器や核兵器の使用をほのめかすような恫喝、非人道的な軍事作戦に強い憤りを感じます。今この時も、ウクライナとロシアの人々の生命が脅かされ、奪われていることについては憂慮に堪えません。
そして、戦争によって事実が捻じ曲げられ、隠蔽され、捏造されることに、大きな危惧を抱いています。人々が表現の自由を享受し、信頼できる情報へアクセスする権利を守ることは、私たち図書館に携わる者の務めだからです。
私たちは、ロシア国内の厳しい言論統制と弾圧の中で反戦の声を上げる人々、正確な情報を提供するという責務を果たそうとしている図書館員への連帯を表明します。
最後にロシア系の人々やロシア文化への排斥に反対します。
私たちは、ウクライナの人々、戦争に反対するロシアの人々を含む世界中の人々と連帯結束し、一日も早くウクライナに平和な日常が戻るよう努力し続けます。